回復期リハビリテーション病棟

2023年4月より

に変わります

回復期リハビリテーション病棟って?

医学的・社会的・心理的なサポートが必要な脳血管、脊髄疾患の術後などの患者さんに対し、医師を中心に看護師・介護福祉士・リハビリスタッフ、ソーシャルワーカーなど多くの専門職種がチームを組み協働して、入院中に集中的なリハビリを実施し、可能な限りの生活機能の改善と、在宅復帰、社会復帰を目的とした病棟です。患者さんが、今何ができ、何が困難なのかを見極めながらリハビリ計画を立て、より良い生活を目指し支援を行います。

対象者

当院または他病院にて医学的な管理を行う急性期病棟での治療を終え、入院でのリハビリの継続が必要と判断された患者さん

当院の特色

脳神経外科専門の急性期病院であり SCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)が併設されていることから、脳卒中再発時も速やかな対応が可能であり、安心してリハビリに集中することができます。また脳血管疾患を中心としたリハビリを特化して行える病院となります。

当院のリハビリ

急性期病棟と同様に個別的に訓練を実施します。また訓練室での訓練のみがリハビリではなく、入院生活の動作一つ一つをリハビリと考えていきます。一人ひとりの患者さんの状況をリハビリスタッフと看護師、介護福祉士が情報を共有し連携し、「できる能力」ではなく、「している能力」にアプローチするために移動、トイレ動作、食事、着替えなどを出来るだけ自分の力を使ってできるように支援します。

リハビリスタッフ増員

土日祝を含め365日充実したリハビリを提供できるよう準備をしています。

回復期リハビリテーション病棟新設

リハビリ室の整備や上肢用ロボット型運動訓練装置(ReoGo-J)や歩行神経筋電気刺激装置ウォークエイド、嚥下電気刺激機器(Vital Stim Plus)などのリハビリ機器の導入、自動車運転再開の支援としてドライビングシミュレータの導入の準備を進めています。

より患者さんが安心して入院生活が送れ、家庭復帰、社会復帰を目指せるような体制作りを整えていきます。 今後は回復期リハビリテーション病棟を新設することで、より発症急性期より社会あるいは家庭復帰までの一貫した専門的医療を実践し道南地域医療の向上に貢献できるチーム医療を提供していきたいと思います。